将来必要な集団生活・社会生活への適応
私たちは、様々な年齢のお子様と一緒に過ごすことで集団生活への適応性を養います。
児童発達支援では、未就学児を対象に、「言語聴覚士による個別支援」「作業療法士による感覚統合訓練」「保育士による知的療育」を行います。
放課後等デイサービスでは、小学生から高校生までのお子様を対象に、「理学療法士による運動機能訓練」「作業療法士による感覚統合訓練」「貸し農園を利用した農業体験」などを行っており、また、学習支援では日々の宿題は施設で終わらせて家に持ち帰らない事を目標に、毎日全員で頑張っています。
また、同じ運営グループ内の特別養護老人ホームやグループホームを訪問し、おじいちゃん・おばあちゃんとのふれあいの中から優しさや思いやりの心を、そして、土曜日や学校の長期休校日などには主に大阪府下の様々な施設に社会見学・体験に行き、社会生活におけるルールやマナーを学びます。
私たちが行う主な専門療育
各専門療法士・保育士・スタッフは、常に情報交換を行い、日々のお子様の療育に対応しています。
感覚統合療育
文字をマス目内に書けない・点を線で結べない・運動が上手く出来ない、その他、様々な不器用さの原因を作業療法士が探し出し、遊びを通じて楽しみながら療育します。
言語療育
発語がない・周りの同じ年の子に比べ言葉が遅いお子さまに対して、言語聴覚士があらゆる角度からその原因を探し出し、遊びを通じて楽しみながら療育します。
知的療育
じっとしていられない・コミュニケーションがうまく取れないなど、お子様によってその症状は様々ですが、一人ひとりに合わせたトレーニングで、保育士が遊びを通じて楽しみながら療育します。
理学療法
1人でトイレに行けない・着替えができない等の身体に障がいのあるお子様には、少しでも人の手を借りず自分のことができるよう、理学療法士と連携してリハビリテーションを行います。
リトミック・エアロビクス
アメリカの音大を卒業した、リトミックの上級指導員の資格を持つスタッフの指導により、音楽に合わせて身体を動かすことで、集中力や表現力・リズム感を養いながら基礎的な運動能力を鍛えます。
※リトミックとは ~ 子供の頃から「身体を使って音楽を楽しむ」事で、心身のバランスを整えコミュニケーション能力等の社会性を養う音楽療法です。
箱庭療法
箱の中に子ども達が自分の好きなおもちゃ等を自由に入れていき、その作品から、専門の箱庭セラピストが心の内面の感情を読み取り、一人ひとりに応じたケアを行う心理療法です。
毎日の買い物体験・毎月の防災訓練
放課後等デイサービスでは、毎日のおやつの時間は、おもちゃのお金と財布から毎日決めた金額を支払い購入する事で、将来の社会生活への対応力を養います。また、毎月繰り返し防災訓練を行い、イザという災害への対応力を身につけます。
農業体験・毎日集団プログラム
貸し農園を使い、農作業体験で種まきや収穫など、土に触れながら食べ物の大切さを学びます。また、月曜~金曜は施設内で毎日集団プログラムを行い、楽しみながら社会性を身につけます。
その他、常に子供たちのニーズに沿ったプログラムを考え、楽しく過せる環境を作りながら専門的な療育を行っています。
お子様が持つ個性と無限の可能性を様々な取組みの中から見つけ出し、保護者・学校との連携を大切にしながら、お子様がこれからの社会生活で自信を持って生きて行くためのお手伝いをします。